グレッシャーエクスプレスの入線
もくじ
いつものおたいちで
今日(10月27日)はおたいちの10%オフセールということで、足を運んでみました。
家族も誘ったのですが、「行きたくない」とのことで一人で行くことにしました。
いつものお店なので、写真は撮っていませんが、やはり10%OFFの威力は大きいらしく、いつもより大変にぎわっていました。
10-1145・10-1146のセット
今回購入したのは中古のグレッシャーエクスプレス「氷河特急」7両セット(基本3両+増結4両)です。

以前から何となく欲しいとは思っていたのですが、10000円を切る価格で基本増結のセットで置いてあったので、思わず手を伸ばしてしまいました。
付属品はなしとのことでしたが、基本セットにリレーラーと124mmのレールが1本付属しているだけなので、これらがなくても問題ないだろうということで購入しました。
開封!

きちんと7両入っていました(実は店頭で確認してますが……、)。
この塗装は日本でも見ることができました。そう、箱根登山鉄道です。
逆に、スイスでは「箱根登山鉄道」とラッピングされている車両を見ることができます。
両者は同じ登山鉄道として姉妹関係を結んでいるのです。
我が家にある箱根登山鉄道の2000系や3000系と並べて走らせると面白いかもしれません。
カプラー交換済み
このセットで一番驚いたことは、カプラーが交換済みだったということです。
普通カプラー交換しているということはショップ側が明記しているはずなのですが、きっと忘れてしまっていたのでしょう。
ショートシャンクカプラーは追加購入するつもりで手にしたのでちょっとラッキーでした。

ただ、そのせいでアーノルドカプラーと長い幌がありませんが、あまり気にしていません。
なぜなら多分どちらも利用価値がなくても捨てられずにずっと取っておき、こやしになると思いますから……、
KATOの釜は常点灯非対応

氷河特急だけの話ではないですが、KATOの釜すべてにおいて常点灯ができません。
これは逆起電力による2次側のヘッドライトの思わぬちらつきを防止するためだと思います。
ですが、やはり停車中にヘッドライトを点灯させたいと思うのは私だけではないはず、ということで常点灯化を決行しました。
機関車の加工(コンデンサの取り外し)
まずは、PWMのパワーパックで不具合を起こしてしまう、コンデンサと、逆起電力防止用のコンデンサを撤去します。


赤丸の左側は、逆起電力防止のコンデンサ、右はよくわからないけど取り外さないとPWMパワーパックで急発進が起きてしまうコンデンサ(普通の抵抗制御だと、調子が良くなるみたいです)を取り外します。

取り外すときに黒いプラ部品を溶かしてしまったorz、手を抜かずに車両から基盤をきちんと外せばよかったと思う瞬間ですね。
機関車の加工(コンデンサの取り付け)
コンデンサを取り外すと常点灯は可能になりますが、逆起電力が防げなくなります。
そこで、もともとあった逆起電力防止用のコンデンサのあった場所に小さめの容量のコンデンサを付けなおします。

画像のように元のコンデンサより0.08μFのコンデンサを取り付けました。
このコンデンサの容量ですが、同じKATOの釜でも必要な容量が違うため、微調整が必要です。
大体0.02~0.1μFくらいで逆起電力防止ができるのですが、いつもカットアンドトライで最適値を探しているので結構大変です。

画像ではわかりにくいですが、きちんとLEDを点灯させたまま車両を停止させることができるようになりました。
走行動画
こうやって走らせてみると、外国型って日本型にはない不思議な魅力があります。
子供のころは全く興味がなかったのに不思議なものです。
さいごに
セールの勢いで買ってしまった氷河特急ですが、おおむね満足です。
確かに室内灯がつけられなかったり(集電装置がない)、機関車の屋根上表現が雑だったり、ショートカプラーでもまだ車間が広かったりとかしますが、まぁ些末なことです。
ただ、定価で買ったのならかなり頭に来るとは思います。定価だと20000円以上しますからね(ショートカプラーを付けるともっと高くなる)。
初の外国型車両の入線にほくほくしている私でした。
では、
私このセット1500円で売ってたので買って彼氏にプレゼントしちゃいました。
1500円!?めちゃ安いですね!浦山です