KATO E6スーパーこまちに自作室内灯を取り付ける 続き

先週、E6系スーパーこまちに室内灯を取り付けました(1両分)。
この度、前者取り付けが完了したので、レポートしたいと思います。
目次
前回までの取り付け方の反省
前回の加工方法ですと、幾つかの問題点があります。
- 接触が非常に悪い
集電板を車端に取り付けるので一見接触が良さそうに見えますが、実際はそうではなく、ほんのちょっとしたことで接触不良になり室内灯が不点灯になります。
というか、本当に接触の良いときにしか点灯しないので困りものです。
- ブリッジダイオードの足がよく折れる
集電版とブリッジダイオードの足の接合部に無理な力がかかるため、ブリッジダイオードの足がよく折れます。
やはり、これも室内灯不点灯の大きな理由です。
- 取り付けしにくい
これが一番大きな理由になります。上記2つを気にしながら取り付けると大分神経をすり減らします。
これ以外の方法を見つけないと、新車導入のたびに大きな苦労が強いられることは間違いないでしょう。
- 反省点からの新しい設置方法
当初、KATO室内灯の設置方法はあまり合理的でないと思っていました。
ですが、KATO純正の室内灯は明るさと光り方の均一性に問題があるものの、接触と取り付けやすさでは、かなり有利です。
これをオマージュするのが一番ではないかと思いました。
LED室内灯の新しい加工
- LEDテープの加工
ココまでは同じです。
LEDテープにブリッジダイオードをはんだ付けします。
- 燐青銅板の加工
集電シューと五角形の燐青銅板の加工も同様です。
集電シューは純正の室内灯と同様に車内に取り付けます。
- LEDテープの加工
五角形の燐青銅板をブリッジダイオードにハンダします。
- LEDテープの加工
ココを新しくしました。
五角形の燐青銅板の背にプラ板を貼り付けます。
- LED室内灯の取り付け
純正の室内灯を取り付ける場所にプラバンを接着したLED室内灯をセットします。
この時点でオンザレールで室内灯が点灯するはずです。
- 車両の組付け
車両を元通り組み直します。
- オンザレールでテスト
さいごに
この工法にしてから室内灯の組付けスピードが格段に上がりました。
また、レンタルレイアウトとかに持ち込むまでに、室内灯の接触が悪くなって不点灯になるとかいったトラブルも減りました。
これからも、もっと安定した室内灯を作っていきたいと思っています。