ソユーズ改造③
曲線通過は至難の業
もくじ
どうにかしてカーブを通過させたい
以前の記事で、ソユーズ運搬列車の総効果の夢はかないました。
しかし曲線の通過は全くできません。
なぜなら前の記事にも書いたとおり、曲線通過時に2両目(仮に2号車とします)に積載されているロケットが1両目のアームにオーバーハングして干渉してしまうからです。
おそらくR=3000mmとかであれば曲線通過できることと思いますが、Nゲージにおいてあまり現実的ではありません。
ちなみに、我が家のレイアウトの最大半径はR=414mmです。これすら曲がれません。
さて、邪道かもしれませんが一つ手段を講じました。
それは1両目の運搬列車(仮に1号車とします)を別の車両に交換するという荒業です。
現実感は減りますが、干渉するものがなくなるので、カーブ通過の夢は見えてきます。
車両選択
さて、1号車の代わりを務めるにはどうしたらいいか?
重量感のある列車が望ましい
2号車には大きなロケットが搭載されているわけですから、2軸貨車のような小さな貨車は似合わないと思います。
ある程度の大きさがある車両が望ましいと考えます。
車高は低いほうが望ましい
1号車の高さが高いと今度は2号車に積んであるロケットに干渉してしまいます。
ハイルーフの車両なんかはまず駄目です。
この2つの条件をクリアしそうな車両として候補に上がったのが「シキ1000」です。
TOMIXのサイトより拝借しました。
変圧器を載せなければ割と車高は低く、私の所有車両では車高の低い部類に入ります。
しかし、シキ1000でも駄目でした。
ロケット本体には当たらないのですが、連結部付近でロケットを支えるアームにあたってしまいます。
ということは、台車からほぼまっ平らな荷台の貨車しか駄目ということになります。
「どうしようかな?」とずいぶん悩みました。
パンケーキコンテナさんのペーパーキットを買おうかとも思いました。
ただ、私はそんなに器用ではないので失敗のリスクを考えて二の足を踏んでいました。
なんで気づかないのか?
そんなこんなを考えながら1号車に好適な車両探しをしていました。
そんなとき、先日オークションで落札した車両ケースが目に入ってきました。
「コキ用12両車両ケース」これになぜ気づかなかったんだろう?コキを使えば万事解決です!
ということで、ソユーズの1号車はコキ50000に決定しました。
試運転させてみる
1号車を交換し、2号車はそのままで試運転をしてみました。
なぜか、カーブの途中で脱線します。
いつも同じところではなく、カーブの最初だったり、真ん中くらいだったりと理由のつかめない転倒・脱線をします。
速度を変えては走行してみるも、やはり転倒・脱線。
30分位脱線を繰り返しているうちにあることに気づきます。
「重量バランスが悪すぎる」という事実に気づきます。
要はロケットの先端と末端で重量が違いすぎるため、カーブの途中でバランスを崩し、倒れて脱線するのです。
脱線箇所が違うのは、試運転時、ロケットを積載したとき、積載箇所を全く同じにできないため、バランスの良いときはカーブの奥の方、悪いときは最初の方で転倒・脱線するというわけです。
とりあえず、原因はつかめたのですが、対応策はない!というところで手詰まりになってしまいました。
さいごに
まあ、失敗談を書くのはあまり好きではないのですが、書いておけば誰かが解決策を見つけてくれるかもしれないという期待を込めて記事にしてみました。
だれか、解決してくれませんか?
では