KATO E6スーパーこまちに自作室内灯を取り付ける

さて、久しぶりに室内灯を自作しました。
リハビリも兼ねて1個だけ制作しました。
目次
E6スーパーこまちの車内について
何回か書いていると思いますが、室内灯を装備するにあたり悩むのが色、つまり発光色です。
基本的には2種類しかないのですが、それでも悩みます。
E6は新しい車両なので資料は多いのですが、室内から見たときの照明の資料ばかりです。
私がほしいのは車外からどう光っているのかという資料です。
なかなか夜間の走行動画など中々ありません。
しかし、たまたまE6の走行動画が見つかったため、今回久しぶりに室内灯を装備させることにしました。
室内灯の色は?
転載できるかわからないので動画の方は控えさせていただきますが、結果から言うとグリーン車のみ電球色、他は白色と判断しました。
実際は違うかもしれませんが、夜間の走行動画だと上記のように作ると一番「らしい」かなと思います。
テープLEDを加工する
- まずは点灯チェック
- 次に消費電流の確認
- LEDテープのカット
- テープLEDにブリッジダイオードを取り付ける
- 集電シューを用意する
ちょっとピンボケしてしまいましたが、0.8~1A位でしょうか?
5mで1A弱ということは500cm÷14cm/両(Nゲージ車両の大体の長さ)≒36両分ということになり、1両あたりの消費電力は1000mA÷36≒28mAということになります。
これでもかなり多めに見積もっています。新幹線のフル編成でも16両×28mA=448mAとなり、通常のパワーパックでも十分に走行できます。
多分、実際の消費電流は2~3割低いと思います。
LEDテープを実際の車両の長さに合わせてカットします。
もうカットしたあとですが、このように長さに合わせてカットします。
通常、LEDテープはLED3個おきにカットラインが設けられており、そこをはさみ等で切断することが出来ます。
このとき、車両の長さより短くテープをカットします。車両に収まらないのはもちろんですが、後述するブリッジダイオードが入らないからです。
ブリッジダイオードを取り付けます。
これがブリッジダイオードです。
ブリッジダイオードの+(プラス)とテープLEDの+(プラス)をあわせ、はんだ付けします。
こんな感じです。
これ、プラスマイナス間違ってますね(汗)あとで直しましたが、このよなことはしないでくださいね。
車両の集電板から加工したLEDテープまでの配線を用意します。
0.1mm燐青銅板で2種2個づつ用意します。
細長い方はKATO室内灯純正の集電シューと同じ大きさで作ります。1mm×50mmです。
五角形の方は20×30mmの長方形をカットし、角を落とし、ブリッジダイオードに半田します。
車両への設置
- 集電シューの挿入
- LEDテープの取り付け
- 車両の組付け
細長い燐青銅板は純正室内灯取付と同様に車両の端っこに挿入します。
LEDテープはブリッジダイオードのある側と、集電シューのある側を合わせ、車両の端っこぎりぎりめがけてテープLEDを接着します。
画像ではこんな感じです。
LEDテープについている五角形のパーツと集電シューが接触するように気をつけながら車両を組み直します。
試験点灯
ここまでうまくいっていると、オンザレールで室内灯が点灯します。
純正品と比べてかなり明るいです。
ココで点灯しない場合は接触不良の可能性が高いです。
接触確認が一番大変だったりしますが、
さいごに
室内灯自作はメーカー推奨でもありませんし、ハンダや銅板の切断があるため怪我や車両の破損の恐れがあります。
もしやられる場合には、全て自己責任にてお願い致します。
と言いつつも、光ムラがなくて明るい自作室内灯はおすすめです。