裁断機付属の紙押さえを改造してみた話

さて、先日買った裁断機の紙押さえ(前回まで「ヤーツ」とか読んでましたw)を改造した時の話を記事にしました。
しかし大晦日だっていうのになんの記事書いているんでしょうかね?
目次
裁断機の不満点
前回も書きましたが、ヤーツ(次からは「紙押さえ」とかきますw)の磁力が最大の不満点です。
これを、私が満足するまで磁力アップさせます。
磁力アップの方法
紙押さえのの磁力アップの方法は主に2つあります。
1つ目は新しい強力な磁石に交換または追加する方法、もう一つが今ついている磁石の磁力を大きくする方法があります。
私は、前者を選びました。
後者は結構設備が必要ですし、そんなに磁力が上がらずコスパが悪いからです。
私は紙押さえに磁石の交換ではなく追加というかたちで磁力アップを図りました。
もとの磁石の接着が強く、取り外しが面倒なことと
このとおり、お誂え向きに磁石用の凹みがあること
この凹みに磁石を埋め込めば一番手間がかからないと思いました。
磁力アップ改造のために必要なもの
磁石を追加で取り付ける
さて、先程の穴に磁石を取り付けます。
- パテを練る
- パテを埋める
- 磁石をのせる
こんな感じでパテを混ぜます。
中に別の色の樹脂のようなものが入っているのでそれと均一になるように混ぜこねていきます。
均一に混ぜ終わってあら、穴に入れます。
こんな感じで適当で構いません。
パテを盛った穴の上に磁石を乗せます。
紙押さえと磁石の面が平らになるまで磁石を押し込みます。グニュッと磁石の脇からパテが出てきますので、取り除きます。
また、パテの量が少ない場合は、磁石を外してパテを追加します。
これをすべての穴4個に行いましたが、実際は2個程度で充分でしょう。
盛ったパテが余計なところについてしまったら、アルコール等で拭き取りましょう。
除光液(アセトン)で拭き取るのはNGです。
こんな風に白化するからです。
水以外の液体をかける場合は、必ず目立たないところで試してからやるようにしましょう。
私みたいな羽目になりますよw
完成
完成すると、すごい磁力でびっくりします。この紙押さえならだいたいのものは動かずに済むでしょう。
改造前はプラバンを押さえるのにはほとんど役に立ちませんでしたが(自己責任の使用方法)、改造後はキチンと押さえられます。
もちろん燐青銅板も動きません。
この改造はかんたんで、すごい効果がありますね。
さいごに
磁力の弱い紙押さえを改造するのは大変有効な手段です。
裁断機において被切断物が「動かない」というのは大変重要なファクターです。紙がきちんと直角に切断しやすいからです。
自己責任ではありますが、おすすめですよ!
次回は、裁断機を使った加工をしたいと思います。
今年も本日で最後です。皆さん良いお年を!