KATO7007 DF200の修理
裁断機って偉大ですね
もくじ
DF200のあらまし
こいつは某ブックオフ(隠す気なし)でジャンクとしてぶら下がっていたかわいそうなやつでした。
サメ(EF66)と共に2つで1980円で売っていたので、最悪飾りでもいいかなと思い購入しました。
ちなみに、サメのほうは問題なく走行しました。
サメはケースがなくパンタが1個欠けていてだけなので、ASSYパーツで交換して、あとはケース買って終了です。
問題は今回の題材であるDF200です。
箱もある素敵なウェザリングも施してある。
でも走らない、前照灯も点灯しない、こいつは重傷だなぁと思ってだいぶ放置していました。
分解してみた
分解すると、台車からモーターと前照灯につながる配線がありません。
ほかのKATOの機関車を分解してみるとこの台車からモーター等への配線は、線ではなく板(集電板)で行っていることがわかりました。
試しにほかの釜についている集電板を仮移植して走行させると元気いっぱい走ってくれました。
もちろん前照灯も付きます。
ということは、この集電板さえ調達できれば元気に走行してくれるわけです。
修理問題は解決した様なもんだ。
と、当初は思っていました。
でも、復活は簡単じゃなかった
この釜についている集電板は電車や客車についているものと同じだと思って、簡単に手に入ると思っていました。
しかし、この機関車用の集電板は釜によって長さが違うため、車種ごとのものが必要です。
最初に集電板交換がうまくいったのは、たまたま2つの釜の集電板の長さが同じだけだったようです。
さらにASSYパーツとしての型番がないため注文ができない。
意外と詰んでしまっているのかな?と思いました。
じゃあ自作すればいいじゃん
そう0.1~0.2mmの銅板があれば、はさみで切って集電板にしてしまえばいいんです!
と思って集電板の自作を試みましたが、これがダメでした。
Nゲージは精密なので私の器用さで作った集電板は直線が正確ではなく、曲がっていました。
見た目には割とまっすぐだったのですが、Nゲージとしては失格のようでまったく走行しませんでした。
室内灯のために買った裁断機
室内灯の取り付けを簡単にするために買った裁断機ですが、当然ほかのことにも使えます。
免許証の写真のカットやプラバンの裁断、普通に紙を切ったりしていました。
もちろん室内灯の集電板の作成にも一役買っています。
これだ!これを使えばまっすぐな集電板が作れる←もう作ってんじゃん。
そうおもって早速集電板を作りました。
まっすぐな集電板
やはりまっすぐな集電板は機関車にぴったりはまります。
ですが、銅板を切断したときにでる曲がり癖が酷く、調整は難儀しました。
走行できるようになった時にはこの形です。
でもこれを取り付けると元気に走るのでやったな!って感じです。
走行動画
さて、元気になった彼の姿を見てもらいたくて動画を用意しました。
最初がボディをかぶせる前で
こっちがボディをかぶせた後です。
最初はボディをかぶせるとなぜか走らなくなる症状が出てだいぶ悩みました。
さいごに
裁断機はもっと早く買っておけばよかったなぁ、と、つくづく思いました。
では