TOMIX VSE 50000系の室内灯取り付け③

室内灯取り付け詳細③です
さて、室内灯取り付け②の続きです。
1.グランライトを車両の長さに合わせて切断する。
これが、グランライトです。
切断しちゃいましたが、こんな感じです。
20m級の車両とかだと切断はいらないのですが、VSEは車体が短いので室内灯をカット、
ハサミで切れますので大変楽ちんです。
2-1.室内灯用のバネをはんだ付け
この作業にはクロスピンセット(逆動作ピンセット)があると便利です。
こんなの
室内灯用のバネの内側に片方の足を差し込んで作業します。
+-と書いてある場所に室内灯用のバネをハンダします。
で、ハンダ完了するとこんな感じです。
ついでに、というわけではないですが車両との位置関係を確認します。
実際、車両より切断した室内灯のが短いので本来の室内灯を引っ掛ける場所まで届きません(写真ではもう加工済みです)。
そこで、アクリル板を加工します。
これですね、グランライトにも白いプラ板がついていたのですが、幅が微妙に太くて使いにくかったので自作しました。
2-2.先頭車両用の室内灯制作
一緒に先頭車両用の室内灯も制作します。
他の室内灯と同様に+-と書かれた場所にバネをハンダするところまでは同じなのですが、後ろにブリッジダイオードを一緒にハンダします。
で、ブリッジダイオードの後ろに切れ端のグランライトをハンダします。
余り上手ではないですが、このような感じ。
コレを応用して、中間車用に再利用形室内灯を作成します。
2-3.余った室内灯を再利用して、量産する
実は、ここが一番重要かもしれません。
先程の切った残りを使って、もう一個室内灯を作ります。
もう完成した室内灯の写真しかありませんが、量産した様子です。
すでに、この時点で10両分の室内灯は完成していて、他の車両には室内灯が装備されています。
余った室内灯は、グランライトの場合、ブリッジダイオードを使い+と+、-と-をはんだ付けすれば余りの室内灯が再利用できます。
そして、表記のない方を車両側に回せば再利用室内灯の完成です。
ハンダを使える人ならば大した作業ではありません。
(実はTORM.室内灯でも同じことができるのですが、2ステップほどやることが増えるので余りおすすめできません。機会があればそのうち記事にするかもしれません)
3.試験点灯
ここで実際に車両に室内灯を載せて試験点灯してみます。
こうですね、半田の精度が悪いとこのように斜めになります。
実際、室内灯の点灯が確認できれば問題ありません。このあとボディがかぶると室内灯がまっすぐに矯正されます。
先頭車両はこんな感じです。展望席にもきちんと光が届いています。
ボディを被せて試験点灯~完成
ボディを被せて線路上で実際に室内灯が点灯するか試験します。
無事点灯しています。展望席にも光が差し込んでいます。
コレで完成です。
すごくよく光っていてレンタルレイアウトでも目立ちそうです。
ではまた